(申し入れ全文と主な申し入れ項目)
2市4町が合併して、まもなく2年が経過しようとしています。市民は「新出雲市」に対する大きな関心をこれまで以上に寄せています。合併により、定数が大幅に削減された中で、市民の付託を受けた議員が、議会内外で研鑽を積み、市民の願いに応え、活動することは言うまでもなく重要なことです。
今日、医療制度改定や各種税金・保険料の値上げにともなう負担増など、市民のくらしや福祉に関わる負担が家計に重くのしかかり、先行きの見えない不安が例年になく押し寄せています。昨年の7月豪雨災害では、3名の尊い命が奪われ、約200世帯が住宅に被害を受けました。こうした住民のくらしに心を寄せ、削減、節約できるものはないのか、この視点で市政をチェックする必要があり、同時に、議会に関わる経費についても削減に向けた努力が求められます。
今、全国各地の議会で、議員視察や政務調査費の使途などについて、そのあり方が問われています。出雲市議会では、合併にあわせ、政務調査費を1人あたり年額25万円(旧出雲市)から40万円へと増額。常任委員会の行政視察費は、1人あたり年間15万円から18万円へ、特別委員会の行政視察費も、同じく10万円から13万円へと増額。公費による議員の海外訪問も依然として続けられています。
・行政視察は必要最小限にとどめ、旅費は実費支給とし、費用の削減を図られたい。
・国際交流促進事業のうち、公費による議員の海外訪問は、直ちに中止されたい。
・各種協議会の活動補助金については、その内容を精査するとともに削減を図られたい。
・議会の様子を広く市民に知らせるため、ケーブルテレビでの中継を本会議全体へと拡大されたい。
・政務調査費の値上げは行わないこと。
以上
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