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議員の公費による海外視察、政務調査費の使途について記者会見と申し入れを行いました

　出雲市議会では公費を使っての議員の海外視察が行われています。（日本共産党は参加していません）日本共産党中部地区委員会は「国際交流促進事業補助金」「政務調査費」について過去５年にさかのぼって情報公開請求を行い、２月１９日に３０００ページに及ぶ資料が開示されました。
　今回、この内容を精査し、問題があると思われるものについて発表し、厳正な監査を監査委員会に求めました。（主な問題点は下記に記載）マスコミ各社も注目し、７日の夕方のテレビニュースで報道されました。
１．議員は頻繁に「国際交流」との名目で海外視察を行っているが、その内容は、観光と表敬訪問がほとんどである。２００４年１月、徳島地裁は観光見物に等しいイタリア旅行は「公益性に欠く」と判決を下した。
２．議員が代表取締役をつとめる会社が旅行を請け負うことは、地方自治法９２条の「議員の兼職禁止」規定に抵触している恐れがある。
３．海外視察の「個人負担分」を政務調査費から支出し、その全額あるいは大半を公費負担している議員があり、政務調査費の本来の趣旨に反する。
４．常任委員会や特別委員会で行政視察が実施されるなかで、政務調査費の７〜９割を調査旅費に充てている会派がある。
５．政務調査費を飲食に充てている会派がある。
６．政治資金パーティー「竹下亘議員と語る会」の会費、旅費に政務調査費を充てている会派があった。

２００７年２月議会、議案質疑／政務調査費の値上げ

　議第１３７号、出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、質疑を行います。
　政務調査費をめぐって、そのあり方について、全国で厳しい目が今向けられていますが、今回４０万円から４５万円へと値上げを提案されておりますが、この理由を伺います。

（総務部長）

　本議会の初日におきましてご説明を申しあげましたとおり、今回の条例改正につきましては、地方自治法改正によりまして、議会の政策立案機能の強化ということが盛り込まれた。そのことに伴いまして、必要な市議会における調査研究に資するこの政務調査費の額を変更しようということでの今回の提案でございます。
　以上でございます。

（再質疑）

　４５万円となった根拠というか、理由があれば教えてください。

（総務部長）

　今回の改正につきましては、先ほどご説明を申しあげましたとおりでございます。

ケーブルテレビの議会中継

　自宅に帰るとテレビで議会の録画中継が流れていました。議会中継は、地元の「出雲ケーブルビジョン」（通称５チャン）により行われ、議会の様子がお茶の間でみれると好評です。
しかし、議会中継に制限を設けており、中継は一般質問など本会議の一部に限られ、議案の討論や採決の様子などは見ることができません。
　これでは、どんな予算や条例にどの議員がどんな態度をとったのかが全くわかりません。議会の公開性、透明性を高めるためにも中継の拡大が望まれます。

「出雲阿国座」住民アンケート集計結果公表します。

「出雲阿國座」建設についてのアンケート集計結果
（２００６年９月３０日）
・集計数／８月２８日～９月３０日返信分（７０５通）
・地域／大社町内全域　約４０００世帯に手配り
・回収方法／添付の返信用封筒にて（切手不要）
・回収率／９月３０日現在　　１７．６％
・実施／日本共産党出雲市議団
 
１．阿國座の建設は神門通りの活性化につながると思いますか
イ．活性化につながる　（５．０％）
ロ．活性化につながらない　（６７．５％）
ハ．活性化につながるかはわからない　（１５．６％）
ニ．活性化にはもっと他のことが必要　（１５．８％）
空欄その他　（１．４％）
 
２．建設予定地は、本当に適地だと思いますか
イ．適地だ　（５．７％）
ロ．適地でない　（５４．２％）
ハ．わからない　（１８．１％）
ニ．建設するなら別の場所へ　（１５．６％）
空欄その他　（９．３％）
 
３．この時期「阿國座」への税金の使い方はふさわしいと思いますか
イ．ふさわしい　（５．６％）
ロ．ふさわしくない・くらしや福祉にまわすべき　（６７．０％）
ハ．ふさわしくない・ほかの公共事業にまわすべき　（２７．７％）
ニ、 わからない　（３．４％）
空欄その他　（１．９％）
 
４．今度の「阿國座」は住民参加で計画が進められていると思いますか
イ．よく進められている　（１．６％）
ロ．多少、進められている　（４．７％）
ハ．あまり進められていない　（１９．６％）
ニ．住民参加で進められているとはいえない。　（７６．２％）
空欄その他　（２．４％）
★ハ、ニ合計　（９５．８％）
 
５．以上のことをふまえ、阿國座計画をどう思われますか
イ．どうしても必要　（４．４％）
ロ．急いでつくる必要はない　（２４．２％）
ハ．必要でない　（６８．１％）
ニ．わからない　（３．２％）
空欄その他　（２．０％）
★ロ、ハ合計　（９２．３％）

「日本共産党史を語る」

　昨年参加した党学校での不破さんの講義が本になりました。（上は既に発売済み）２月２３日に発売された本が事務所に到着していたので早速持ち帰って読んでいます。
　日本共産党の歴史はとても深い！「政治対決の弁証法」（これだけでは何のことか分かりませんが・・・）がとても興味深く、日本の政治史のからみえる日本共産党の値打ちや存在意義などなど、面白いです。みなさんもぜひ！