「住みよい大社のまちづくりを考える会」(上田一晴代表)のみなさんが「出雲阿國座」の建設計画をはじめ、まちづくりの問題で市役所の担当課と情報交換をメインに懇談。わたしも同席しました。
「出雲阿國座(仮称)」は、歌舞伎の始祖といわれる出雲阿國(いずものおくに)にあやかった歌舞伎劇場で、文化・観光振興を目的として計画され、座席数は約800席、建設費は30億円とも言われています。
日本共産党が昨年行ったアンケートでは9割を超える方が「必要ない」と回答。行政の計画の進め方や、まちづくり、不要不急の事業という観点から、住民から異論が多く寄せられています。日本共産党は、市議会でも再三、計画の見直しを求めてきましたが、市の推進する立場は一向に変わりません。
芸術・文化振興は行うべきです。しかし、市民のくらしが大変な中、住民合意のないハコモノ建設ありきの姿勢では、「いったい誰のための行政か」という自治体そのもののあり方が問われてきます。
住民本位のまちづくりをめざすみなさんの姿に元気をもらいました。また、お忙しい中、時間を割いていただいた市役所芸術文化振興課の職員のみなさんにも心より敬意を表します。
(写真は、懇談する「会」のメンバーら)
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