党の出雲市委員会(小村吉一委員長)の皆さんと「投票所の削減計画撤回」をもとめて選挙管理委員会(来海弘明委員長)あてに申し入れを行いました。選管委員長のほかに総務部次長、担当者らが対応しました。
出雲市は、「行財政改革」の一環として、選挙経費の削減を図ることを目的に投票区・投票所の見直しを提示しました。現在市内に119箇所ある投票所を74箇所に減らし、さらに候補者のポスターがずらっと並ぶ公営掲示板も791箇所から561箇所に削減するものです。
中山間地や海岸地域の方からは、「これからは投票所が遠くなっていけない」との声が上がっています。選挙は市民が政治に参加するための一番大切な権利です。投票率の低下が続くなか、このような計画は認められません。参加者からは「住民の理解を得るという手続きの点でも不十分」「地域の実情を現地で見たのか」「投票率が下がる」「住民の貴重な権利を奪うことは理解できない」などと次々と発言し、計画の撤回を求めました。
来海弘明選挙管理委員長は、「投票率が下がらないよう努力はしていく。地域からはご理解いただいているという認識」と述べました。
申し入れ内容は以下のとおりです。
- 「投票区域・投票所の見直し」は白紙に戻すこと
- 地域から改善の要望が出されている箇所については、有権者の参政権を保証し、利便性を高める観点からの検討すること
(写真は、市役所にて交渉に臨むメンバーら)
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