出雲市の議員には、年間一人当たり45万円を限度に政務調査費というお金が「調査研究に資するため必要な経費の一部」として支給されています。
この政務調査費は、その使途や透明性などをめぐって全国各地で問題になっています。出雲市議会は、現在、政務調査費の使途基準を明確化するため検討会を立ち上げ、議論を重ねています。
今日の研修は、全国市議会議長会で法制主幹をつとめる水出豊(みずいでゆたか)氏が講師でした。
水出氏は、政務調査費の制度発足の経緯や全国の裁判所で争われた政務調査費をめぐる訴訟の判決などについてのべられ、政務調査費の使い方について「市政との関連性について合理的な理由があるのかが問われている」と強調されました。
(写真上、公演する水出氏。写真下、講演を聴く議員ら)
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