今議会二度目の文教厚生委員会が開催され、二十日の委員会で審議された岐久小学校の工事変更契約について、追加で説明を受け、「再審査」が行われました。
変更額は、1149万8550円の増額で、前回の審査の時には「主に地盤改良のため」との説明がなされ、委員会での採決も行われていました。同じ議案を再び審議することは本来あってはならないこと(一事不再議の原則)ですが、今回は、追加で説明ということで「再審査」となりました。
今日の説明では、その内訳とそれぞれの金額が明らかになりました。1.擁護壁の設置(約304万円)2.地盤改良(約338万円)3.既存校舎の防火シャッターの追加(約507万円)との説明で、防火シャッターについては、当初の設計から漏れていたとの説明でした。
設計を行った業者にも責任がありますが、それを見過ごした行政にも責任があります。教育長からは「チェックの甘さは、ご指摘のとおり、二度とないようにしたい」と述べられました。
(画像・委員会資料、多伎町で工事中の岐久小学校)
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