一畑電車に関する諸問題について理解を深めるとともに、電車存続に向けた実効性ある活動を推進するための「一畑電車沿線議員連絡協議会」が平田で開催され、出席しました。
協議会の役員や事業計画を決定した後、一畑電車(株)より、昨年度の実績や今年度の計画について状況報告がありました。
定期外の利用はわずかに増加しているものの通勤・通学での利用者は前年比で減少し、06年度の経常利益は2億3738万円の赤字。厳しい経営状況です。
地元町内会で利用した「ビール電車」をはじめ、「菜の花祭り」「日本海サンセット電車」「縁結びパーフェクトチケット」など、利用促進に向けた企画が実施されているものの、1.定期券の普及、2.時々利用する乗客、3.観光での利用の「3本柱」が改善されなければ根本的には利用は伸びないとのことでした。
一畑電車は地域の貴重な交通インフラです。なんとか利用者が伸びるよう、事業者、住民、行政、議会が知恵を出し合っていきたいものです。
(写真・状況報告する一畑電車の役員のみなさん)
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