出雲民主商工会(金山政史会長)のメンバーらが、21日、市役所を訪問し、住宅リフォーム助成制度の改善と小規模工事登録制度について西尾理弘市長あてに申し入れを行い、私も萬代弘美議員とともに同席しました。
住宅リフォーム助成の本年度の申し込み件数は、140件の予定に対し125件と例年に比べ減少。申し込みはすでに打ち切られ、今後の追加募集は行わないとしています。
申し入れでは、住宅リフォーム助成制度の申込期間が昨年の1ヶ月から11日へと短縮されたこと、希望者すべてに助成していたものを、予定件数をオーバーした場合には抽選を行う、とした制度の後退を指摘したうえで、1.昨年同様9月にも募集期間を設けること。2.予定件数を超過した場合は補正予算で対応することの2点について申し入れました。
対応した長岡副市長は「現時点での追加募集は考えていない」と述べ、「建築業界の支援になり、一定の効果はあった」としながらも「今年度で3年目、これまでの効果を見て、見直すべき時期」とし、来年度以降の制度見直しを示しました。
参加者からは「景気回復は感じられない、もう一度募集をして欲しい」「周知期間の短縮と、抽選の導入で、応募が少なくなった。これまで同様に十分な周知期間を設けるべき」などと改善を望む声が相次いであがりました。
小規模工事登録制度は、米子市や境港市、笠岡市など全国338自治体で行われており、中小業者の仕事確保に役立っています。長岡副市長は、「趣旨はよくわかる、事業の効果など、もろもろの検討をして、その上で答えを出したい」と前向きな姿勢を示しました。
(写真・交渉に臨む参加者)
最近のコメント