10月20日に市内の道路で計画されている「自衛隊市中パレード」の中止を求めて萬代弘美市議、高見俊明地区常任委員らとともに出雲市に対して申し入れを行いました。
パレードは、2年前の新出雲市発足以来続けられているもので、陸上自衛隊出雲駐屯地が主催し、県、市などが後援。軽装甲車など51台の車両などがパレードする予定です。
申し入れは、1.自衛隊に中止を要請すること。2.市の後援はとりやめること。3.市長は防衛協力会会長を辞任し、市役所総務課に設置されている同会事務局は廃止することの3点。対応した野津邦夫副市長は「市として自衛隊駐屯地は災害対応などで、地域に貢献いただいてるという位置づけ。こちらから積極的に働きかけていないが、自衛隊から後援の要請があり、これを受けた」などと述べました。
一昨年は「新市発足記念」。昨年は「出雲駐屯地開庁53周年」。今年は同じく「54周年」との名目です。市街地での軍事パレードは異様な光景です。見る人によれば「かっこいい」ものかもしれませんが、本質的には戦争の道具に違いありません。憲法9条を変え、戦争できる国づくりが狙われる中、軍事パレードという既成事実を無理矢理つくろうとしているようにも思えます。自衛隊はパレード計画を直ちに中止し、市は後援をとりやめるべきです。
(写真・市役所での申し入れの様子)
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