2月20日から始まった定例市議会が最終日を迎えました。
提案された議案の各委員会での審査結果の報告、それに対する討論、そして採決が行われました。予算案や議案などについて最終的に結論が出されるのが、議会の最終日です。
特に2月議会は、次年度の予算案を決める重要な議会でもあります。
新年度予算案には、福祉タクシー事業の拡充、乳幼児医療費助成の3歳未満までの無料化、父子家庭児童手当の創設、生活相談窓口の設置など、市民の強い要求に押されて実現する事業も含まれるなど、大いに評価すべきものもあります。
しかし、この一方、市営住宅駐車場の有料化、ごみ手数料の値上げなどの市民負担の増加、現場の声と実態に背く認可保育所運営費補助の削減など「行財政改革」の名の下に一方的な負担増が予算に含まれています。国民健康保険の保険料の値上げも予定されています。
このような状況の中、住民合意のない出雲阿國座(42億円)は「何が何でもやる」という態度で、市民の批判は強まるばかりです。
市民の声が市政を動かしつつあります。議会では少数派ですが、皆さんと一緒に政治を変えるために引き続き奮闘する決意です。
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