多重債務、架空請求・・・ 相談3カ月で185件
島根 出雲市が4月に設立 「センター」好評
(しんぶん赤旗7月16日付)
島根県出雲市(西尾理弘)市長が4月に開設した消費者問題や生活困窮、多重債務などの相談窓口、「生活・消費相談センター」が好評です。3カ月間での相談件数は185件にもなります。同センターは市役所2階に設けられ、気軽に相談できます。司法書士も相談に応じます。専用の相談室もありプライバシーにも配慮されています。
相談内容は3カ月間で消費生活関係では借金・多重債務が49件と最も多く、商品一般(架空請求、悪徳商法等)22件と続き、その他では家庭問題(離婚、相続、近隣等)57件、行政問題15件、法律相談紹介11件と続きます。月ごとの相談件数も4月比で6月は1.39倍化しています。
センター長の中島清二さんは「解決につなげることで少しでも市民の役に立てれば幸いと思っています」と、相談ごとの解決に今後もていねいにフォローアップしていくことを話します。
2005年6月議会で日本共産党の大国陽介市議が取り上げ、2007年12月議会で西尾市長は「適切によくお話を聞き、本当にお困りの方はそれを確認していくという方向で、相談体制をあたたかく強化したい」と答弁していました。
(写真・7月16日付しんぶん赤旗日刊紙より)
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