出雲阿国座を中心に議論が進められている「環境経済、観光・産業振興特別委員会合同協議会」が開催されました。野津副市長は「賛否両論あり、いろいろとご苦労をかけている。大方の議員の賛同を得て決着されることを願う」とし、規模を縮小してでも建設を進めたいという考えが改めて示されました。
私は、「賛否両論と言われるが、市民の圧倒的多数は批判的だ。執行部のほうから中止の決断があってもいいと思うが、その考えはないか」と質問。副市長はこれに対し、「市民に対しては説明不足があったし、今でも不十分かもしれない。批判は承知しているが、取り下げる考えはない」と、あくまでも建設にこだわる考えを強調したうえで、「(議会が見直しを言うなら)見直しに対応していく用意がある」としました。
「中止」こそ市民の声であり、少々の手直しでは済まされる話ではありません。今後は議員のみで議論を重ねることになりましたが、行政の姿勢とともに議員の責任も問われています。まだまだ、賛成の議員が多いような状況ですが、「見直し」を主張する議員も増えてきました。議会は確実に市民の声に動かされています。
次回は、10月14日の10時からですが、どういうわけか「非公開」での会議が予定されています。議論の様子は、広く市民に公開すべきだと主張しましたが、「とりあえず14日は非公開で公開するかどうかについては、それ以降から考える」とのことです。市民の負託を受けて、選挙で選ばれて議員になっているのに、聞かれたらまずい話でもするのでしょうか。とても納得できません。
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