市民の批判が強まる「出雲阿國座」建設計画を議論する会議が、市民の傍聴を認めない「非公開」で開催されました。選挙で選ばれた議員どうしの議論がどうして非公開なのか理解に苦しみます。
今日の会議では、計画についての議論が交わされましたが、出席した委員からは「必要な施設だと思う。年間6000万円の返済は、観光振興費としてはそれなりの数字」と計画を推進する意見も出される一方で、「これまで計画を了承してきたが、中身についての議論があまりなかった」「多数の人に理解されるのは難しい、理解が得られるよう見直しを」「深く反省する面もある。時間をかけてでもきちっと議論を」など、計画の見直しを求める意見もあいつぎました。
私は「計画段階から住民合意はなく、計画が明らかにされるにつれて批判の声は強くなってきた。署名運動の広がりや、各種の調査からも市民の声は明らかであり、議会として中止の決断を」と主張しました。
計画を推進する議員からは、「凍結・中止となると二度と建設はできなくなり、出雲大社との関係も悪くなる。一度議会が議決したものをひっくり返すことはできない」などと、市民の声を軽視しているとも取れる意見も出されました。市民は議会の議論に注目しています。議会がいったい誰の立場に立っているのか、住民のために機能しているのか、あまりにも基本的なことが問われています。
引き続き、計画の中止をもとめてがんばります。次回のこの会議は、10月27日午前10時から開催される予定です。
5日、出雲市駅北口広場で街頭演説会を開催し、約120人が党の訴えに耳を傾けました。
石井いく子副委員長は、国会の熱い状況をふまえながら、若者の雇用問題、後期高齢者医療制度、農業などを力説。激動する世界情勢にも触れながら、「今度の選挙を民主的政権への第一歩に。ぜひ中林さんを国会へ」と党への支持を訴えました。
「共産党が演説するんですか?誰が来ますか?志位さんもテレビでよく見るけど、やっぱり共産党はブームですかね?」とたずねてくる青年。「今政治がおもしろいですね。がんばって」と、女性の方。携帯電話のカメラを向ける若者グループは最後に大きな拍手・・・。大きな注目が寄せられました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。中国ブロックでの議席奪還をめざし、私も最後まで一生懸命、全力でがんばります。
(写真・演説する石井いく子党副委員長)
最近のコメント