9日、定例会最終日。2008年度決算認定について「認定」とした委員長報告に対して討論にたち、意見を述べました。
2008年度決算を見ると、住民合意のないままでの市営住宅駐車場の有料化、ゴミ袋の値上げ、保育所の民営化など、行財政改革の名の下で市民への負担増やサービスの切り捨てが行われてきました。この一方で、市民から批判が噴出した「出雲阿国座」建設計画の推進、市民合意が十分といえないままでの出雲弥生の森博物館や新庁舎の建設などが進められました。
乳幼児医療費の無料化の拡大や消費生活相談センターの設置など一部に評価できる面もありましたが、全体的に見れば、市民の願いに逆行した年度であったといえます。このような理由から「不認定」を求めました。
最近、朝夕が寒く感じられるようになりました。季節の変わり目、体調を崩しやすいものです。ご自愛ください。
(写真・討論にたつ私、提供/議会事務局)
今議会は、補正予算や条例案などのほか、2008年度の決算を審査するいわゆる「決算議会」。審査を行う特別委員会が行われ、10月2日、5日、6日の3日間かけて審議しました。日本共産党からは会派を代表して私が出席しました。
ある委員は「もう終わったこと」などと、発言も少なめ。さらには、私が質問をしたり、執行部の姿勢を問いただしたりしていると「決算に関係ない」とか「進行、進行」とかの不規則発言が聞こえてきました。
決算は、確かに終わったことかもしれませんが、市民の立場で行政運営や試作を評価し、次年度予算に反映させるという大事な役割を担ってします。市民の代表として仕事はきっちりやりたいものです。
あす9日は、議会最終日です。決算を含め市長より提案された議案の討論と採決が行われます。テレビや議会だよりでは報じられませんが、最後までしっかりがんばります。
(写真・飯南町で7月に頂いたノコギリクワガタ。まだ元気です)
市立大社保育所の民営化にあたり、移管先法人の決定に至るまでの手続きについて調査検証するための「大社保育所移管先法人決定手続きに係る調査委員会」を設置すると報告がありました。委員は、弁護士1名、監査委員2名、住民代表を含む外部の委員2名、黒目副市長、教育長、部長3名の計10名で、3回程度を予定しているとのことです。
移管先法人の選定をめぐっては、保育経験の無い法人が選ばれたことに端を発し、選定委員会での手続きの正当性などに、疑問の声が上がっています。私は、民営化そのものに反対する立場から質問をおこない、法人の選定についても「これでよかったのか否か検証する場が必要」と指摘したところ、市長は「審査の経緯等について内部的に検証してみたい」と答弁していました。
最近のコメント