国民健康保険料は2005年度の新市発足以来、毎年引き上げが行われ保険料が所得の2割に達するなど、異常なまでに高騰し、保険料負担は既に限界を超えています。健康福祉部長も「保険料が高い」と言うことは認めたものの「相互扶助の制度」だからとの言い訳に終始。事実上の保険証の取り上げである「資格証」も出雲市では約200世帯に交付され、高い保険料とともに国保財政悪化の付けが市民に転嫁されています。国庫負担の引き上げと自治体の運用改善は急務の課題です。
出雲市は上下水道料金を来年度使用分から、それぞれ9.68%、11.27%もの値上げを予定していました。しかし、市民の批判をかわそうと、水道料金の引き上げを1年先に延ばし、2021年4月分から実施する条例を提案しています。市長は引き上げの一年先延ばしについて「経済情勢の不透明さがある」ことをあげましたが、一年後に景気が回復し出雲市の経済に明るい見通しが出てくるという保証はどこにもありません。そうであるならば、値上げ条例は即刻撤回すべきではないでしょうか。
中小企業振興条例の制定を求めた質問では、これまで企業誘致に軸足を置いていた市の政策を中小企業を元気にして地域経済を発展させる方向へと転換を要求。全国で広がり成果を上げている中小企業振興条例の制定を求めました。
(写真・質問する私)
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