24日、陸上自衛隊による市中パレードの中止を求める申し入れを出雲市長宛に行いました。パレードは10月4日に計画されており、今年で5年連続。出雲市駅前から市役所までの約500メートルを車両64台、隊員約120名が行進します。主催は、陸上自衛隊出雲駐屯地、出雲地区防衛協力会、出雲市自衛隊父兄会。自治体では島根県と出雲市が後援しています。
申し入れに対し、応対した総務部次長は「軍事色が強まらないよう要請している」とし、銃を携行しない事や戦車等の兵器にはカバーをかけて目隠しするなどの「配慮」がされていることなどをあげ、「出雲駐屯地があり、防災・防衛の要としての役割を担っている」事を強調。市街地でのパレードに協力する姿勢を示しました。
市の中心部で自衛隊がパレードする姿はあまりにも異様で、平和のまち出雲に軍事パレードはふさわしくありません。毎年、市民団体からも中止を求める声が上がっており、このような企画はただちに中止すべきです。
(写真上・申入書を手渡す党市委員長の小村きちいち市議ら)
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