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「日本共産党出雲市議会だより」完成しました。

　３月議会の議会だよりが完成しました。今後、新聞折り込みなどでお届けいたします。

　議会だよりは、萬代ひろみ議員と私とで作成。どういうことを伝えなければならないか、どのようなレイアウトで構成するのか、記事はもちろん、見出しなど、毎回けっこう悩みます。パソコンでの作業や印刷に時間もかかります。

　つたない議会報告ですが、市民の皆様に、少しでも市政や議会の様子が伝わればと思います。

（写真・できたての「議会報告」）

なんと非公開！出雲阿国座について議論ー観光産業振興特別委員会協議会

　市民の批判が日ごとに強まっている「出雲阿国座」ですが、４月１１日に開催された観光産業振興特別委員会は、「協議会」という形式がとられ、マスコミには非公開で開催されました。

　「公開された場で議論すべき」と委員長に要求しましたが、「今後検討はする」とのこと。市民に選ばれた議員が、どうして会議を非公開にしなければいけないのか理解できません。このような姿勢で市民に対する責任が果たせるのでしょうか。

　市長は、説明会を開催するものの「ご理解いただく」として、あくまでも「阿国座はつくる」との姿勢を明確にしています。議会の中でも自民党を中心に推進勢力が多く、行政、議会とも市民の思いとはかけ離れています。

　双方とも、住民代表としての姿勢が大きく問われています。日本共産党は現在、反対署名をすすめていますが、広範な市民のみなさんとともに力を合わせ、引き続き頑張っていきます。

（写真・事務所で栽培中のイチゴ）

「負担増ではなく福祉、医療、子育てなど生活密着予算の充実を」と討論―２月議会最終日

　２月２０日から始まった定例市議会が最終日を迎えました。

　提案された議案の各委員会での審査結果の報告、それに対する討論、そして採決が行われました。予算案や議案などについて最終的に結論が出されるのが、議会の最終日です。

　特に２月議会は、次年度の予算案を決める重要な議会でもあります。

　新年度予算案には、福祉タクシー事業の拡充、乳幼児医療費助成の３歳未満までの無料化、父子家庭児童手当の創設、生活相談窓口の設置など、市民の強い要求に押されて実現する事業も含まれるなど、大いに評価すべきものもあります。

　しかし、この一方、市営住宅駐車場の有料化、ごみ手数料の値上げなどの市民負担の増加、現場の声と実態に背く認可保育所運営費補助の削減など「行財政改革」の名の下に一方的な負担増が予算に含まれています。国民健康保険の保険料の値上げも予定されています。

　このような状況の中、住民合意のない出雲阿國座（４２億円）は「何が何でもやる」という態度で、市民の批判は強まるばかりです。

　市民の声が市政を動かしつつあります。議会では少数派ですが、皆さんと一緒に政治を変えるために引き続き奮闘する決意です。

「あまりにも急ぎすぎ」市役所新庁舎は１２月完成―庁舎建設特別委員会

　今日は、母校でもある浜山中学校の卒業式に出席しました。議員になってから毎年出席させていただきますが、いつも懐かしい気持ちにさせられます。玄関や教室、久しぶりに歌う校歌に私も感極まりました。

　午後は庁舎建設特別委員会があり、議案の審査がありました。新庁舎の建設は、「２００８年１２月完成」とした議会の議決（共産党は「拙速」として反対しました）に基づいて進められています。

　新年度予算案には、「新庁舎整備事業」として５５億９１００万円が計上。主に合併特例債（国からの借金）を財源に建設し、借金の返済は５年据え置きの毎年１億１６００万円の２５年払いとのことです。

　予算案審議の後、新庁舎の議場のイメージなども示され（写真下）、時計の位置やモニターの有無、マイクやスピーカーなどの音響や、椅子などについて話し合いました。

（写真上・新庁舎の位置図、写真下・議場のイメージ）

日本共産党を代表して「出雲阿国座」「後期高齢者医療」「市立総合医療センターの独立行政法人化」などで質問に立ちました

今日は、２月定例議会の「市長の施政方針に対する会派代表質問」の２日目で、日本共産党を代表して質問に立ちました。

　質問内容は、昨日お伝えしたとおりです。「出雲阿国座」について、市長は「市民の所得をあげるための施策」などと持論を展開。「市民に対して計画の説明を続け、理解を求めていく」とし、あくまでも建設にこだわることを強調しました。

　市民の中に批判の声が多いことは認めつつも、あくまでも自分の意見を押し通そうというのが、市長の姿勢です。「建設反対」「ハコモノはもういらない」との世論は高まっています。「９月議会に用地造成の予算を出す」としていますが、住民不在の計画はただちに中止すべきで、これ以上の公費投入は認められません。

　このまま進めることは、住民自治にも反することになり、市政運営のあり方が大きく問われます。

（写真・質問に立つ私、議会事務局撮影）