本日行われた出雲・斐川合併特別委員会での長岡市長の発言は以下の通りです。(公式の議事録ではありません)聞き取りにくい部分もあったため、いくらかは要約してありますのでご容赦願います。
(会議冒頭のあいさつ)
私のスタンスとしては、東側の門は開けておく、あとは斐川の町民の皆さんが自らの地域の将来どうあるべきかということを真剣にお考えになった上でおいでになればきちんとした対応をしていく。
25日に住民投票の結果が出るわけだが、あくまで法定協議会の立ち上げについての賛否を問うもので、25日の結果賛成多数を占めたとしても合併のゴールというわけではない。いずれにしてもこの先の動向を見極める必要があるが、消防救急の問題は斐川町民の人命に関わる話であって、このまま放置する話しではないだろうという認識でいる。
したがって、斐川町側からの何らかの話があれば、この新年度早々からその後の話しについての話し合いに入る。現在の斐川町の状況だとなかなかそういう話にならんということではなかろうかと思う、25日の結果を見極めたうえでその後の対応をしたい。
仮に賛成多数であれば連休明け早々にでも法定協を設置したい。そうでなくてノーと言う答えになれば今回の斐川町との合併の問題はそれを区切りに当分の間はない。それを受けての対応が必要となってくる。
(消防の受委託に関する委員の意見に関しての市長発言)
現在の消防受委託の契約は何もしなければ来年の3月に失効する。さりとて、出雲市のほうからどうしましょうかという話をする立場にはない。したがって、斐川町から何らかの働きかけがあれば、そこから、誤解を受けるといけないが、合併の問題とは別に、きちっとこの件については協議すべきで、それは残り一年を切った段階で、早めにやっておかないと、お互いに困ることになりますよと言っている。その後の話までは言及していない。
平成20年の再延長のときのやりとり。そのなかで無期限の延長はありませんよということを前提としながら再延長した。その事実は間違いない。それは今のままでは自動的に切れてしまう。ただ、現実問題としてお互いに一方的に知らん顔して明日から止めますよという話しではいけんだろうと。
期限が切れる早い段階で、お互いに協議をする必要があるということを申し上げている。その後ずっとみてあげるという話はしていないが、捕らえ方によっては多少なりとも余地があるという受けとめをされたのか、その辺はあれですけれども、斐川の議会の一部の皆さんの話と斐川町を代表する話とは私なりに使い分けている。現段階で公式にやっているのは受委託契約の文言そのものであり、それ以上のことはない。
そういう中で、期限が切れることが決まっている。それ以上のことをあれこれ・・・。何もせずに気がついていたら切れていたというのは現実的な話ではない。したがって何らかの協議が必要で、続けるにしてもやめるにしても全く協議なしにはならない。
16日、3・13重税反対全国統一行動出雲地区実行委員会(代表・金山政史)の皆さんが出雲市長あてに提出した「国民健康保険及び税負担軽減に関する申入書」についての回答を受け交渉。萬代、小村両市議とともに私も同席しました。
申し入れの内容は、国民健康保険料の引き下げや資格証の発行中止、国保医療費の窓口負担の軽減、市税の減免制度の運用改善などです。
出雲市の国民健康保険会計は、今まさに危機的な状況です。これまでは保険料を抑えるために積み立ててあった基金を取り崩してきましたが、今年度残っている基金はわずか約1億円。一般会計から5億円を国保会計に「借り入れ」ますが、それでも保険料は10%程度引き上げの見込みです。
来年度以降も保険料は更に値上げが続くものと見られ、まさに国保制度は崩壊寸前です。黒目副市長も「こんなことを言うのはなんだが、国保は制度的に疲労している」と発言。国庫負担を増やし保険料を引き下げるとともに制度の抜本的な見直しは急務の課題です。
(写真・黒目副市長より回答書を受け取る金山代表ら)
一昨年、中小業者のみなさんや日本共産党の要望により小規模な公共工事を小規模事業者に優先して発注できるように「小規模修繕工事等希望者登録制度」が創設されました。
この制度により、市が発注する小規模な修繕工事などに中小業者が参入できるようになりましたが、対象の「工種」に大工や左官が外れており、見直しを求める声があがっていました。
今回、対象工種の拡大で「大工」と「左官」が追加され、登録の受付もすでに始まっています。党市議団は、引き続き対象工種の拡大を求めるとともに、中小業者が受注しやすくなるよう求めていきます。
登録の手続きや詳細は、出雲市役所契約検査室にお問合せください。
日本共産党出雲市議団は、1月29日に島根県土木部に対し、北神立橋の安全対策を申し入れていましたが、このほど対策が進められることになりました。
北神立橋では、2005年と2006年の1月に橋面の凍結による正面衝突での死亡事故が発生しています。橋は傾斜が急な上に歩道が狭く、欄干の材質が弱いなど構造上の問題もあり、県の報告によると今回の申し入れの時点で、大破が3ヶ所、小破が2箇所ありました。
北神立橋は、北陵高校や大社高校、出雲コンピューター専門学校などの通学路としても使われており、往来が多いことからも抜本的な安全対策が求められています。
申し入れ後、県道路維持課は破損箇所を改修、縁石ブロックに発光体を取り付け、橋の前後に温度計を設置しています。
また、今後2年かけて歩道幅を広げ、横断防止柵(歩道と車道を遮断する)を設置し、冬場に凍結しにくい舗装に改修する予定です。
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