みなさん、毎日のくらしはいかがでしょうか。今月からは住民税の増税が押し寄せています。医療費の値上げ、年金給付の削減、介護保険料や国民健康保険料も値上げ。収入が増えない中、負担ばかり増えています。
そして今、アルバイトやパート、派遣、請負、契約社員などの不安定雇用が広がっています。「労働法制の規制緩和」が、格差と貧困の拡大をいっそう大きくしています。さらに増税が追い討ちをかけるという異常な事態です。
これらを進めたのは、誰なのか、どこの政党なのか、ここが問われています。２大政党では政治の流れは変わりません。７月の参院選では、政治の間違った流れを「清潔で筋を通す」日本共産党といっしょに変えましょう！
（写真・市内で訴える私）
ヤミ金融被害の相談です。３０，０００円の借金に１０日で１５，０００円の利息とは、むちゃくちゃです。有限会社と名乗るいわゆる「ヤミ金業者」と電話でやり合いました。利息制限法や出資法などの法律もなにも「ヤミ金」のみなさんには関係なく、何を言ってもへりくつばかり、こちらが「共産党の大国陽介と申します」といったら少し戸惑っていましたが、「他人の名前を語るだけなら誰でもできる」と言って、全く信じては頂けなかったので、「ホームページで検索したら出てきますよ」と・・・
ヤミ金から逃れるにはとにかく相手にしないことと、警察にも協力してもらうことです。中には消防車や救急車、寿司やピザの出前を勝手に注文したりで、もう大変です。少しでも払えばさらに請求してくる業者がほとんどです。
お困りの方は、お気軽にご相談くださいませ。
（写真・大社町にある東洋一の日御碕灯台）
文教厚生委員会には、補正予算のうち「教育政策審議会開催事業」「フレンドシップ事業」「スーパーイングリッシュ事業」のなどの予算、「教育政策審議会条例」、出雲三中の校庭用地の取得や四絡小学校の改築工事の契約などの条例関係の議案が５件、稗原自治協会提出の「稗原コミュニティスクールプール改築整備についての請願」と、２月議会に島根県保険医協会が提出し、継続審査中だった「リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願」の請願２件が付託（ふたく・本会議において議題となっている議案等について、担当の委員会に詳しい審査をまかせること）されていました。
それぞれについて約２時間にわたって質疑を行った後、採決があり、補正予算、条例関係の議案すべて可決（私も可決を主張）されました。「稗原のプール」の請願は「趣旨採択」に、「リハビリ医療の日数制限撤廃」の請願は「採択」となりました。
また「報告事項」として、国民健康保険料についての報告があり、前年度一人あたり平均７０，６００円であったものが７２，０００円へと年間１，４００円の値上げです。負担は増えるばかりなのにさらに追い討ちをかける保険料の値上げは到底容認できません。
（写真・議案書）
６月議会に提案されている議案の審査に先立ち、文教厚生委員会のみなさんと稗原小学校のプール、長浜と大社の学校給食センターを見学（試食）し、関係のみなさんから説明を受けました。
稗原小学校のプールは、昭和４５年に建設され、ポンプのトラブルや水漏れが発生するとのこと。出雲市内には昭和４０年代後半に建設されたプールが多く、各地から改修の要望が出されています。約８０００万円あれば２５メートルで６レーンのプールを建設することができると説明がありました。
長浜工業団地内にある「出雲市学校給食センター」では、ちょうど試食会が行われており、文教厚生委員の一行も給食を試食しました。献立は、ごはん、牛乳、アジの南蛮漬け、納豆サラダ、夏野菜のみそ汁、ミニトマトの６品。納豆サラダは子ども達には大人気との紹介があり、隠し味は、マヨネーズに味噌と醤油を少々加えることだそうです。栄養のバランスはもちろんのこと、地元産の食材が多く使われていました。
大社町にある学校給食センターは、昭和４５年に開設され、見るからに老朽化が進んでいました。また、説明では「焼き物」が調理できないとのことでした。今回はじめて見学しましたが、正直、あまりの状態に驚きました。今後は、このセンターは廃止し、長浜にあるセンターから大社の学校に給食を運ぶ予定とのことでした。学校に調理場を設ける「自校方式」が一番いいと思いますが、なかなかそうはいかないようで・・・
子どもたちが利用する学校のプールや給食センターなど、改修を急がねばならない施設が多くあることが、今回の視察でよくわかりました。何よりも優先して進めて欲しいものです。
（写真上・稗原小学校のプール、写真下・大社学校給食センター）
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