6月議会に提案されている議案の審査に先立ち、文教厚生委員会のみなさんと稗原小学校のプール、長浜と大社の学校給食センターを見学(試食)し、関係のみなさんから説明を受けました。
稗原小学校のプールは、昭和45年に建設され、ポンプのトラブルや水漏れが発生するとのこと。出雲市内には昭和40年代後半に建設されたプールが多く、各地から改修の要望が出されています。約8000万円あれば25メートルで6レーンのプールを建設することができると説明がありました。
長浜工業団地内にある「出雲市学校給食センター」では、ちょうど試食会が行われており、文教厚生委員の一行も給食を試食しました。献立は、ごはん、牛乳、アジの南蛮漬け、納豆サラダ、夏野菜のみそ汁、ミニトマトの6品。納豆サラダは子ども達には大人気との紹介があり、隠し味は、マヨネーズに味噌と醤油を少々加えることだそうです。栄養のバランスはもちろんのこと、地元産の食材が多く使われていました。
大社町にある学校給食センターは、昭和45年に開設され、見るからに老朽化が進んでいました。また、説明では「焼き物」が調理できないとのことでした。今回はじめて見学しましたが、正直、あまりの状態に驚きました。今後は、このセンターは廃止し、長浜にあるセンターから大社の学校に給食を運ぶ予定とのことでした。学校に調理場を設ける「自校方式」が一番いいと思いますが、なかなかそうはいかないようで・・・
子どもたちが利用する学校のプールや給食センターなど、改修を急がねばならない施設が多くあることが、今回の視察でよくわかりました。何よりも優先して進めて欲しいものです。
(写真上・稗原小学校のプール、写真下・大社学校給食センター)
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