税金や保険料など、住民負担が毎年大きくなり、「財政難」「受益者負担の適正化」などの名の下に市民のくらしや福祉が切り縮められ、住民の声が置きざりにされています。
大社町に計画されている「出雲阿國座」(仮称)の建設について議論が行われました。「出雲阿國座」は施設の建設費だけで20億円とも30億円とも言われており、ランニングコストも多額の費用がかかることが予想されていますが、具体的な数字はいずれも出ていません。
運営形態や歌舞伎などの公演についても具体的な計画はいまだに示されず、施設の建設計画が先行している感があります。
芸術や文化の振興は必要なことですが、「阿國座がなければできない」なんてことはありません。「住民福祉の充実」という自治体本来の役割を忘れてはなりません。住民合意のない事業は見直し、市民のくらしに目を向けるべきです。
(写真・特別委員会の様子、議会事務局撮影)
最近のコメント