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応援のため益田へ

　午前７時に萬代弘美議員とともに出雲を出発し、国道９号線をひたすら西へ約３時間車を走らせ、島根県の西の端にある益田市へ行きました。

　途中、浜田市にある道の駅「ゆうひパーク浜田」で休憩し、益田の事務所に到着したのがちょうど１０時ごろでした。東西に長い島根県を改めて実感しました。高速道路も一部開通しているものの、全線開通はまだまだ先の話です。

　猛暑の中、市内で街頭から萬代議員と後退で演説しましたが、とにかく暑い一日でした。おそらく選挙戦も水面下では熱いたたかいが繰り広げらていることでしょう。日本共産党も議席確保で全力を尽くします。

（写真・演説する萬弘美市議、益田市内）

出雲ゆうプラザで事故

　市内にある「出雲ゆうプラザ」で小学２年生の児童が溺れるという事故が起こりました。夕方のニュースで死亡が伝えられました。心よりご冥福をお祈りします。出雲市の施設であり、子どもたちにも人気の施設です。安心と安全がもっとも求められる施設での事故に心が痛みます。

　ゆうプラザは、２００５年１２月議会の条例改定により、２００６年４月から指定管理者制度が導入され、「法人その他の団体」に指定管理を行わせることとなっており、市内のＮＰＯが指定管理者に指定されています。

　指定管理者制度は、公の施設を民間に開放し、管理・運営を民間の団体に任せるという制度で、「行財政改革」の名の下に全国の公共施設で導入が進められるなか、利潤追求による弊害や自治体の公共施設に対する責任が問われていました。

　このような事故は二度と起きてはなりません。徹底した調査と原因究明が行われ、再発防止策が講じられるよう見守っていきます。

（写真・出雲ゆうプラザ）

９月議会に向けての情報交換と学習―党中部地区議員団会議

　９月４日より、定例議会がはじまります。斐川町の井原町議、大田市の大西市議、福田市議、飯南町の伊藤町議、出雲市の萬代市議とともに９月議会に向けての情報交換と学習をしました。

　斐川町との消防受委託問題や石見銀山遺跡の世界遺産登録、頓原の琴引きフォレストパーク、国民健康保険や後期高齢者医療保険などで、互いに情報を交換しながら、９月議会での対応を話し合いました。

　出雲市議会は、９月４日から２８日までの予定で、２００６年度の決算委員会も開かれます。一般質問に向けての準備を進めています。みなさんからのご要望もお気軽にお寄せください。

最低保障年金もとめ交渉・懇談―年金者組合中部支部

　全日本年金者組合島根本部中部支部（足立清次支部長）は、最低保障年金制度の創設をもとめて、西尾理弘市長あてに要望書を提出、担当者らと懇談。萬代弘美議員とともに同席しました。

　要望書では、全国政令都市市長会が、最低保障年金制度確立に向け提言を行ったことや、全国市長会が年金制度のあり方について最低保障年金制度の確立を含め、適切な見直しを国などに要望していることを紹介。関係機関に働きかけることなどを求めています。

　対応した吉田健康福祉部長は「今の社会情勢をみると若い世代で保険料を払っていない人が多いようだ。未加入者が増える中で、将来のことが心配。最低保障を考えないといけない流れになりつつある」と述べました。

（写真・交渉する年金者組合のみなさん）

国民健康保険の改善を求め要望―社会保障推進協議会

　島根県社会保障推進協議会（池淵栄助代表）は、国民健康保険の改善を求め、５月に申し入れ、今回、その回答を受け懇談しました。

　要望書では、保険料の軽減や国保法４４条に基づく一部負担金の減免、事実上の保険料取り上げとなる資格証明書の交付を行わないことなどを求めています。

　市の回答は、資格証の発行について「特段の理由もなく、面談にも応じて頂けず、納付もいただけない方に対しての資格証明書の発行はやむを得ない措置」としながらも、「相談に応じていただければ、状況に応じて短期保険証を発行するなど、柔軟に対応している」とのこと。また、一部負担金の減免について「今後、さらに検討すべき課題」としています。

　懇談では、「資格証世帯へどのような対応をしているのか、心ある対応をして欲しい」「納付通知の手紙に工夫を」などの要望やアイディアが出されました。

　担当者からも「保険料を上げない努力をしているが、制度上やむをない」「国や県からの財政支援が必要」など、制度の不備を指摘する意見があがりました。

　法制度に不備があるものの、高すぎる保険料や資格証の発行など、市民にとって待ったなしの課題が山積みです。自治体として、住民福祉を守る立場での行政運営が行われるよう今後も改善を求めていきます。

（写真上・回答書を受け取る、写真下・交渉する参加者ら）