10日、文教厚生常任委員会が午前9時より開かれ、新年度の予算案などについての審査を行いました。来年度予算には、福祉タクシー制度や乳幼児医療費助成制度の拡充、父子手当の創設など福祉分野での一定の前進もあります。
しかし一方で、保育園に対する運営費補助金の削減、国民健康保険料の引き上げなど、市民の要求に逆行する内容も含まれており、新年度予算案には反対しました。
昨年夏に死亡事故が起きた出雲ゆうプラザは、現在の指定管理者(ヘルシーサポート出雲21)が辞退することにともない新年度からは市の直営で運営されます。一般財源からは7438万3000円もの支出が予定されています。
もともと「アミューズメント施設」としてオープンしたゆうプラザですが、現在は「健康増進施設」と位置付けられています。公の施設にふさわしい利用が求められますが、お金をかけすぎです。
他にも、委員会審議では、乳幼児医療費助成を就学前まで無料にするにはあと5600万円/年の予算があれば可能になること、妊産婦検診も新年度では5回分が無料ですが、5400万円/年あればすべて無料にできることがわかりました。
引き続き、みなさんと力を合わせて、制度拡充に向けて力を尽くします
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