5月9日、文教厚生委員会協議会が開かれ、学校給食費が5月分より値上げされることが報告されました。この間の物価上昇にともなうもので、一食あたり、幼稚園8円、小学校9円、中学校10円の値上げとなり(率にして3.6%)、一年間では、幼稚園1,440円、小学校1,710円、中学校1800円の値上げとなります。
値上げの理由について、市当局は、ご飯やパンなどの原料費及び加工賃の値上げで、主食費が一食あたり1円の値上げ、牛乳200mlにつき2円の値上げ、副食費が、県学校給食会取り扱い食品の値上げにともない4%の値上げとなったためとしています。
私は委員会の中で「物価の上昇の中で市民生活は大変。せめて給食費は自治体の責任で据え置くべき」と主張しました。担当課長は「気持ちはわかるが、原則として食材費は保護者負担」「5月中旬から下旬に開かれる学校給食会で理解を求めたい」とし、5月分(6月徴収分)からの引き上げの立場を崩しませんでした。
今回の値上げを据え置くために必要な予算は、2500万円とのこと。給食も教育の一環です。「食育」の掛け声ばかり強調されますが、子育て世代の負担軽減に更なる努力を求めたいものです。
(写真・出雲市の学校給食)
ガーン( ̄□ ̄;)!!
2人の子どもがいる我が家には痛い話。陽介さんの活躍を期待してますm(__)m
投稿情報: かっち | 2008年5 月13日 (火曜日) 13:18
こんばんわ。
私も子育て真っ最中です。。。3人の子もそれぞれ給食のお世話になっております。
正直なところ値上げして欲しくない気持ちはありますが、ギョウザや産地偽装などあったわけで、子供の為にも値上げは仕方ないのかなと、諦めています。
私としては、給食費よりも医療費の軽減を考慮してもらえたらと思います。保育園など集団の中に入って、感染症の可能性が高まったところで補助が切れてしまう、今の制度は厳しいです。
投稿情報: にこ | 2008年5 月14日 (水曜日) 22:17
かっちさん、にこさん、いつもコメントいただきありがとうございます。
給食の材料の値上げは、この間の原油や穀物の高騰を考えれば仕方のないことかもしれませんね。しかし、「住民のくらしと福祉を守る」立場の自治体としては、いくらかの配慮があってもいいのではないかなぁ〜、と考えていますが、実際には困難なようです。
庶民にはつらい話です。
子どもの医療費は、今年度より、3歳未満までが無料になりますが、全国的に見れば、就学前や小学校操業までの無料化が、大きな流れになっています。出雲市では、小学校に入学するまでの子どもの医療費を無料にするためにあと、5600万円あれば可能です。
出雲市全体から見れば、そう大きくない額のように思います。
阿国座の借入金返済に必要な金額は年間6000万円です。
今年度からの制度充実は評価しながら、子どもの医療費のさらなる軽減に向けて、頑張ります。
投稿情報: 大国陽介 | 2008年5 月15日 (木曜日) 22:42