今日、「出雲阿国座」関連の補正予算と、市民団体から提出されていた陳情について、本会議での提案理由の説明、委員会での審議、本会議での採決が行われ、僅差ではありましたが、反対15に対し、賛成18で予算は「可決」され、推進の陳情は「採択」、凍結・中止を求める陳情は「不採択」と決定されました。
中止を求める圧倒的多数の市民の声を無視して予算を強行した市長の責任と同時に、それを認めた議員の姿勢が大きく問われることになりました。
早朝より多くの傍聴希望者が市役所に駆けつけ、議場の前は建設に反対する市民が結集。市役所3階の議場前は、熱気と怒りに包まれました。
採決前には、実に12名もの議員が討論に立ち、続く採決では、自民党系会派を中心に賛成が多数を占め、「阿国座」を議会として容認する結果となりました。
しかし、日本共産党の萬代ひろみ議員と私のほか、無所属の1名、民主系会派の4名、公明党の2名、さらに自民系会派からも6名が反対にまわるなど、市民の運動と世論が大きく議会を動かした結果となりました。
議会は市民の声を受け入れることなく、このような結果を出してしまいました。とても残念でなりませんが、市民の世論と運動でここまで市政が動かされたことに確信を持ち、引き続き「出雲阿国座」の建設中止させ、名実ともに「市民が主役」の市政へと根本から転換させるために、広範な市民の皆さんとともに、全力でがんばる決意です。
(写真上・議場前の様子、写真下・反対討論に立つ私)
糞自民党は国政も一緒で民意から逃げている。
どうにかしてほしい。
投稿情報: 怒り | 2008年11 月28日 (金曜日) 09:19
昨日の夕方のニュースで見ましたよ!
なんだか本当に残念でなりません!これだけ反対の声があるんだから市民の代表である議員さんたちは全員が反対に回るだろうくらいに思っていましたけど、賛成が多いなんて!
そもそも、血税32億の阿国座以外に地域振興の策はないんですか?歌舞伎のハコモの建てないと出雲市は盛り上がらないの?
生活の立て直し策の方が今はもっとずーっと大切だと思います。
これからの活動に期待しています!
私たちはお茶のみ話で阿国座いらないの声を広めます(>д<)来春の選挙はがんばって巻き返しましょう!
投稿情報: うみじろう | 2008年11 月28日 (金曜日) 14:32
コメントいただきありがとうございます。
来春は市議・市長選が予定されています。国政でも市政でも住民の声に耳を傾け、住民の立場で働く政党・議員はどの党どの議員か、という事が大きく問われています。
そういう意味で来春の選挙は大きなチャンスです。私も頑張ります!
投稿情報: 大国陽介 | 2008年12 月18日 (木曜日) 22:54