市議会全員協議会が開催され、「出雲阿国座」建設計画を縮小するという昨日の「合同協議会」と同様の説明がおこなわれました。
市長は「最終案を練った、住民団体のアンケート結果は12会場でおこなった説明会での意見と同じような反応。これらの疑問は心配は、実践していく中で解決できる」などと発言し、事業を実施するにあたって、市民の合意が無くても問題はないとする考えが示されました。
議員からは、昨日の「合同協議会」と同様に批判が集中。「住民の理解は得られていない。市民の意見を無視するのはおかしな話」、「今のところ市民の理解はない」、「計画はいいものと思ったが、残念ながら阿國座を推進する立場の人にあった事がない」などの意見が相次ぎました。
市長は、「縮小案を示して市民の世論が変化するのを期待している」とも発言しました。今のように、市民の意見を無視していては自治体の長としての資質が根本から問われます。
当初、日本共産党だけが計画に反対していましたが、昨年の12月議会からは民主会派も予算に反対し、これまで阿国座関連の予算にすべて賛成してきた自民、公明議員の中からも異論の声が続出しています。市民合意のない「出雲阿国座」建設計画は潔く中止しかありません。
市民の代表ならば中止に賛成した方が立派ですよ。
建設予算に賛成して近所の人たちには「反対してる」とかゆう人を騙すような議員さんもおられるみたいで、これは言語道断。
先行き不透明感の漂う中を暮らしている私たちには、阿国座なんかの赤字覚悟のものより、もっと生活に必要なこと、医療費の補助や子供たちの登下校の道の整備や下水道の整備、学校の修繕、生活バスや福祉タクシーの拡充、独り親家庭への援助や保育園への助成の拡充、高い国保料の引き下げなど優先してやって欲しいことはたくさんあります。
阿国座が赤字をだしてこれらにつけが回ってくるようになる。これは必至のことだと思います。
規模を縮小したとしても、優先すべき課題は他に山積していることを市長や議員は知り考えるべきです。
それに議員は議場の椅子に座っているだけではなく、福祉や経済財政、教育や医療など少なくとも一つの分野でも研究し、専門家になるべきだと思います。なんでも分からないから反対しない、と見えてなりません。(議会のホームページにでも専門分野載せてもらえれば、市民もいろいろ相談できますね[E:#xE4F6])
たまに四年間ほとんど椅子に座ってるだけで質問もしない議員さんおられます
投稿情報: うみじろう | 2008年11 月16日 (日曜日) 14:20
うみじろうさん、いつもコメントいただきありがとうございます。
阿国座の計画をめぐって、市民の怒りは沸騰中です。
市長は建設にいまだに固執し、議会も中止の決断ができずにいます。
はじめは共産党の私と萬代ひろみ議員と2名のみが反対でしたが、今では大きく変わりつつあります。市民の声と運動が確実に政治を動かしています。
今後とも引き続き、みなさんと力を合わせて「中止」になるまで全力で頑張ります。
市民の大切なお金はくらしや福祉にこそ使わせましょう。また、観光振興は住民の理解と納得の上ですすめるべきです。
投稿情報: 大国陽介 | 2008年11 月18日 (火曜日) 22:15