雇用情勢が急速に悪化する中、出雲市では「緊急雇用相談所」が出雲市駅南口のビッグハート出雲内のジョブステーション出雲(総合雇用情報センター)に設けられています。
今日、私がお邪魔したときも多くの方が相談に訪れており、職員や相談員のみなさんは対応に追われて慌しい雰囲気でした。お話を伺うと、相談件数もこの間急速に伸びているとのこと。
今回の雇用危機に対して、自治体としてどこまでのことができるのかわかりませんが、一緒に考え、知恵を出し合えればと思います。景気の悪化はもちろんですが、その上に1999年の派遣労働の自由化に見られるような、この間の「規制緩和」が雇用破壊の原因を作り出してしまいました。
問われるのはやはり政治の責任。そして同時に「儲かりさえすればいい」という利潤第一主義の経済も問われ始めています。国民のくらしや命がなによりも優先される社会の実現へ転換が求められます。
(写真・「緊急雇用相談所」と「ジョブ・ステーション出雲」)
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