圧倒的多数の市民が「中止」を求めている「出雲阿国座」ですが、昨年の12月議会で3カ年の継続費予算を反対15、賛成18で可決したことに続いて、今回の議会では12月議会で可決された阿国座関連予算のうち、2009年度分が当初予算に計上されています。(継続費なので)
市長はあくまでも建設する姿勢に変わらないものの、2月4日の記者会見やその後の全員協議会で、「入札を選挙後に行う」とし、選挙で審判を受けることを決めました。このような状況の変化もあり、これまで阿国座を推進してきた議員の中からも「反対」にまわる議員が出つつある状況です。
議員の中では世論に押され、「阿国座の予算を認めるわけにはいかない」との声が多数派になりつつあり、ひょっとすると、4月の選挙を前にして何らかの結論が出されるかもしれません。
市長もそうですが、ここに来て市民の声に議員も大きく動かされています。こんなムダづかいは、単なる結論先送りや中途半端な「凍結」ではなく、ただちに中止すべきです。日本共産党は、引き続き広範な市民と連携して「中止」に向けて全力を尽くします。
(写真・大社町にて)
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