年末から年始にかけて山陰地方を襲った大雪で、出雲市でもハウスや機具庫などの農業施設に被害が出ています。今日は、県政対策委員長の萬代ひろみ市議、小村吉一市議らとともに平田のぶどう農家を訪問。被害についてのお話をお聞きしました。(写真上)
「返済もまだ残っているので辞めるわけにはいかず、復旧する方向で作業している。被害の額は見当もつかない、補強用の資材のほか、ハウスのビニールが消耗品とみなされ補助の対象になっていない、これらが支援の対象になれば助かる」、「ハウスが壊れたので今年の収穫は見込めず、減収になるのは確か」とのことでした。
農業は自然が相手なだけに、いつ何が起こるかわかりません。まして、今回の大雪のような想定しきれない天候には打てる手にも限界があります。
国民の食糧生産や国土の保全を担う農家を大切にする政治こそ求められている、と改めて痛感した調査となりました。農業を市場任せにするTPP参加は論外だといわなければなりません。
萬代ひろみ市議は、今日の調査を踏まえ上京し、農林水産省など対し被害の復旧への支援をもとめる予定です。
大社町の稲佐の浜近くにお住まいの方から、「風が強く砂が飛んでくる。砂の様子を見といて欲しい」との連絡を受け、早速行ってみました。
砂浜の砂が風によって飛散し、道路に堆積したり細かい砂が住宅の中にまで入り込んだ入りするなど、長年にわたって住民を悩ませています。
私も何度か議会質問でも取り上げ、対策を求めて来たところです。
今日は、砂の様子を見るとともに、砂の飛散対策としての竹柵や植栽されている松の木なども見てきました。(写真)
この松が大きく成長し、防砂林の役目を果たせるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、砂浜の保全と砂の飛散の防止は、まさに自然と人間との知恵比べ。これからも粘り強い取り組みが必要です。
9日、午前8時半から出雲ドームで行われた消防出初め式を終え、11時からの成人式に出席しました。
新成人による実行委員会の主催で行われ、今回のテーマは「だんだん〜今伝えたい20年分の出愛いにありがとう」でした。一般的な(?)市長や議長のあいさつなどに加え、中学校時代の先生方がビデオレターで次々と登場して会場を盛り上げるなど、終始和やかで楽しく明るい成人式でした。
新成人代表によるスピーチも「出会いに無駄やマイナスはない。もっとたくさんの人に出会いたい」と語り、「生まれ育った原点である出雲、島根をじっくりと見て感じ、もっと深い人間となり、堂々と島根県民だといえるようになる」と、さわやかに宣言したことが印象的でした。
例年にも増して、すがすがしい成人式でした。
(写真・会場入り口付近)
11月26日、出雲民主商工会(金山政史会長)は住宅リフォーム助成制度の継続と拡充を求め市長あてに申し入れを行いました。萬代ひろみ議員とともに同席しました。
出雲市の住宅リフォーム助成制度は2004年度よりはじまり、リフォームした市民はもとより仕事を受けた業者の方にも大変好評で、大きな経済効果(約50億)をあげ、市域経済の活性化に寄与してきました。
事業仕分けで「事業の目的が曖昧」などのよくわからない理由で「不要」の判定が出されましたが、出雲市は「事業の検証を行った上で再構築する」と助成制度の継続を明言しています。
現在、市内の業者で住宅をリフォームする際、10万円を上限に工事費の10%を助成するという制度ですが、よりいっそう地元業者に多くの仕事がまわるよう制度の拡充を求めていきます。
(写真・住宅リフォーム助成の拡充を求めて交渉する参加者ら)
最近のコメント