長浜自治協会の研修会があり、参加しました。
斐伊川上流で建設中の尾原ダムを見学。国土交通省の担当者から、ダム、放水路、大橋川拡幅のいわゆる「3点セット」について説明を受けました。「3つの事業が完成しなければ意味がない」とのこと。また、松江市民の「一部」に反対があるとしながらも事業の必要性が強調されました。
松江市は「水の都」として、多くの市民、観光客に親しまれています。私も大学生のとき、県議秘書のときに松江に住んだり働いたりしていましたが、ほんとに松江はいいとこでした。松江城を中心に歴史ある町並みが形成され、現在に受け継がれています。「大橋川の拡幅」は、莫大な費用がかかり、松江市街の景観を一変させ、美しい景観は損なわれてしまいます。
上流のダムと中流の放水路の「2点セット」で十分です。「150年に1度の洪水を防ぐ」との目的に固執していますが、現実的ではありません。「中流と上流が犠牲になったから松江も痛みを」との意見がありますが、これ以上「犠牲と痛み」をふやすのもおかしな話です。
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