現在建設中の新庁舎の工事現場を、庁舎建設特別委員会のみなさんとともに見学しました。説明によると、現在の進ちょく率は52%で計画よりも26日遅れで工事が進んでいるとのことです。
見学者用のヘルメットをかぶり、軍手をはめ3階部分まであがり、業者の方に説明を受けながら2階、1階と各所を見てまわりました。外見では骨組みだけのようにも見えましたが、中は見た目以上に工事が進んでいました。作業する人が、まばらに見えましたが、実際には、200名を超える方が作業にあたっておられるとのことでした。
今回の庁舎建設は、合併にともない莫大な費用を使っての庁舎の建設ですが、全市民に親しまれる庁舎となることを期待するとともに、安全に工事が進むよう願うものです。
最近、「合併により支所(旧役場)の機能が落ちた」との声が多く寄せられます。新庁舎に集約するのは確かに効率的にはなりますが、地域住民の身近な行政機関として各支所の機能も充実させなければなりません。
一方で「効率化」の名の下で支所の縮小もささやかれていますが、このようなことはあってはならないことです。支所の機能はこれからも維持し、むしろ充実しなくては住民の期待には応えられません。
(写真上・西側から見た建設中の市役所新庁舎、写真中・見学中の私、写真下・新庁舎からみた現庁舎)
私は市役所前を見ると、旧出雲市内はかわったなと思います。支所の役目は本当に低下しています。せっかく9号線の渋滞も少なくなったと思うのですが、庁舎ができたらと思うとまた渋滞が少し起こるのではと思っています。
最近道州制の話をあちらこちらで聞きますが、その前に市町村合併の検証もしっかりしてください。
投稿情報: 旧平田市民 | 2008年9 月18日 (木曜日) 18:37
旧平田市民さん、コメントいただきありがとうございます。
支所の機能が低下したことは、ことあるごとに指摘されます。新庁舎が整備されるのはいいのですが、やはり旧自治体ごとの住民サービスの低下が懸念されます。
ご指摘のように合併の検証はしっかりと行う必要性があると思います。特に旧出雲市以外の地域でどうなったかということは十分な検証が必要です。
大国陽介
投稿情報: 大国陽介 | 2008年9 月19日 (金曜日) 17:09