昨日の「合同協議会」に引き続いて、出雲阿国座の建設計画を議題とした全員協議会が午前7時より開かれました。
寺田昌弘観光・産業振興特別委員長からは、「昨日の合同協議会では、大方の委員は建設容認だった」とし、環境経済常任委員会、観光・産業振興特別委員会の名で市長に申し入れをするとの説明がありました。
申し入れる内容は、「昨年の11月22日時点までの議論に立ち返っての再考」を求めるもので、次の項目を要求し、市当局からの「再提案を」求めています。
1.この事業の目的は、観光産業振興を最重点に置くこと。
2.可能な限り、事業費の縮減を図ること。
3.管理運営の手法について十分な検討を行い、赤字運営となることのないようにされたい。
この申し入れは、建設が前提となっており、昨年の11月の時点では、建設費は30億程度、収支は約2000万円の赤字との概算がこの時に示されていました。単純にこの申し入れをとらえると、30億程度なら議会として建設を容認するということになります。(日本共産党市議団は加わりません)
42億が30億になればいいというものでもありません。「赤字運営にならないように」といってみても何らの保証もありません。小手先だけの見直しではなく、建設は潔く中止すべきではないでしょうか。
(写真・このたび提出される「出雲阿國座(仮称)整備事業についての検討結果について」と題した申し入れ文書)
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