本日開かれた議会運営委員会で、27日からはじまる定例議会の初日に「出雲阿国座」関連の予算が提案、議決されることが決定しました。日本共産党や市民団体の調査などで明らかなように、市民の圧倒的多数は建設に否定的で、このような一方的な予算提案は、住民無視のやり方で許されるものではありません。
提案される予算は3100万円。敷地造成工事と調査設計関係の費用などで、建物本体の工事のための経費は来年度以降に予算化される見通しです。
市当局は、市民の理解が得られていないことに対し「実践の中で理解が進む」(市長)などとし、市民の理解が得られない中で事業をすすめることを正当化。市民からの批判が集中し、住民自治のあり方が根本から問われる事態になっています。
反対する議員も増えるようですが、議会では自民党議員を中心に推進派がいまだに多数を占めている状況と思われます。議会がこれを認めることになれば、市長と同時に議会のあり方も根本から問われてきます。
しかし、市民の声で確実に政治は動いています。これからも、中止に向けて広範な市民のみなさんと力を合わせ、最後まで全力でがんばる決意です。
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