自衛隊の市中パレードの中止を求める申し入れを、出雲市と陸上自衛隊出雲駐屯地に行いました。
自衛隊によるパレードは、新市発足の2005年から始まり、今年で4回目。例年のパレードでは、迷彩服の自衛隊員をはじめ、装甲車やヘリなどが行進し、軍事パレードの様相です。
野津副市長は、後援する理由として「依頼があったため規定に基づいて決定した」「災害時に協力関係にある」ことを強調。また、「軍事色が出ないようにとの注文をしている」と述べました。
自衛隊はこの間、前航空幕僚長の政府見解に反する論文問題や相次ぐ不祥事の発覚など、組織の根本姿勢が問われています。市中パレードは「平和のまち出雲」にふさわしいものではありません。
(写真・市役所にて)
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