長岡市政初の定例市議会が始まりました。長岡市長は選挙期間中に配布したマニフェストで「出雲が大きく変わるプラン」として6つのことを掲げていました。その一番目は「子供もお年よりもみんなが安心してくらせるための施策」です。
この間、国の悪政のもと、市民には相次ぐ負担増と給付の削減が押し付けられ、加えて不況の波が襲いかかる中、市民生活は一掃深刻さを増しています。誰が市長であろうと、市民のくらしと福祉最優先の自治体運営が求められています。
長岡市長は、昨日行った施政方針演説の中で「市政の基本方針」として「住民参加システムの構築」「財政の健全化」「産業の振興」の3点を掲げました。いずれも重要な事柄ではあるものの「市民のくらしをどう応援するのか」という自治体本来の役割をいかに果たしていくのかという「基本方針」が抜け落ちているように感じました。
「阿国座の中止」や「自治基本条例の制定」など、評価できる点もあるものの、一方で上下水道料や国民健康保険料について「受益者負担の原則に基づき適正な負担となるよう見直し」を表明。これが値上げであれば、負担増にあえぐ市民の期待を裏切ることに。「チェンジ」を掲げた長岡市政の中身が今後大きく問われます。(党市委員会発行「民報いずも」26号より)
(写真・施政方針を表明する長岡市長)
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