22日よりはじまった定例議会に提案されている来年度当初予算案のうち、主なものを掲載します。
【緊急雇用奨励金交付事業ー1000万円】
離職を余儀なくされた失業者や求人数の激減により内定を得られない新規高校卒業者の就職を支援するため、雇用する企業に対し奨励金を交付するものです。交付額は労働者一人につき最高40万円です。
【建設産業新分野進出支援事業ー500万円】
市内建設業者等の建設産業以外の分野への新たな進出を目指し、県支援事業の補助決定を受けた事業者に対し助成するもの。
【住宅リフォーム助成事業ー1600万円】
市内居住者が住宅を改修する際に必要な費用の一部に対し助成するものです。前年度の繰越分と合わせ実質予算は2000万円となります。
【自治基本条例制定検討費ー180万円】
自治体運営の基本を定めた条例制定のための市民懇話会(仮称)の設置及び市民フォー楽の開催経費です。
【行政改革推進費ー86万円】
有識者、市民公募委員などで構成するゼロベース評価委員会(仮称)の開催経費など
【老老介護支援事業ー660万円】
介護する側もされる側も65歳以上という世帯等に対し、月3万円分の生活援助サービス券を交付するもの。
【高齢者福祉タクシー事業ー220万円】
近隣に公共交通機関がなく、生活に支障がある世帯に対し月1000円分のタクシー利用券を交付するもの。非課税世帯が対象で10月より交付開始。佐田、多伎地域は「高齢社会出支援事業」で対応するため除外されます。
【一般不妊治療費助成事業ー366万円】
不妊治療を受けている夫婦に対し治療費を助成することにより、経済的負担の軽減を図るものです。年間3万円を上限に3年間助成されます。
【集落支援事業ー510万円】
社会的共同生活等が困難になっている集落の支援を目的とする、市内モデル地域への集落支援員の配置・導入のための経費。
【総合雇用情報センター管理運営事業ー605万円】
市内で就職を希望する人の就業促進や職場定着を図るため、就職相談から求人情報・職業能力開発情報の提供職業紹介、就職後のフォローアップまで雇用関連サービスを総合的に実施するものです。
【トキ分散飼育センター整備事業ー5200万円】
トキの分散飼育開始に向け学習コーナーの設置や近似種の飼育施設の増設を行うための経費。
【住宅用太陽光発電システム設置費補助ー720万円】
住宅用太陽光発電システムの設置に対し補助するもの上限12万円/4キロワット。
【市営有原住宅建替え事業ー2800万円】
高層耐火構造6階建て、30戸。実施設計の為の経費です。
【子ども手当費ー25億5788万円】
中学校終了前の児童を養育している保護者に対し月額13000円を支給するもので、支給対象児童は19600人。
【乳幼児等医療費助成事業ー2億8000万円】
乳幼児に対する入院・通院医療費の自己負担への助成。
【障害者福祉タクシー事業ー3260万円】
重度身体障がい者、身体障がい者手帳2級、療育手帳A、精神保健福祉手帳1級所持者に対しタクシー利用助成を行います。
【障がい者相談支援事業ー105万円】
社会福祉協議会が実施主体となって行う障がい者民間住宅入居債務保証制度にかかる助成。
【福祉医療費助成事業ー3億8000万円】
重度障がい者及びひとり親家庭の医療費負担の軽減を図る為、県制度に上乗せして限度額を額を引き下げます。
【国民健康保険事業特別会計臨時貸付金ー5億円】
ひっ迫する国保会計に臨時貸付を行い、保険料の急激な上昇を抑えます。
予算は、予算特別委員会で審査が行われます。日本共産党からは萬代弘美議員が委員として選出されています。
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