日本共産党出雲市議団は、1月29日に島根県土木部に対し、北神立橋の安全対策を申し入れていましたが、このほど対策が進められることになりました。
北神立橋では、2005年と2006年の1月に橋面の凍結による正面衝突での死亡事故が発生しています。橋は傾斜が急な上に歩道が狭く、欄干の材質が弱いなど構造上の問題もあり、県の報告によると今回の申し入れの時点で、大破が3ヶ所、小破が2箇所ありました。
北神立橋は、北陵高校や大社高校、出雲コンピューター専門学校などの通学路としても使われており、往来が多いことからも抜本的な安全対策が求められています。
申し入れ後、県道路維持課は破損箇所を改修、縁石ブロックに発光体を取り付け、橋の前後に温度計を設置しています。
また、今後2年かけて歩道幅を広げ、横断防止柵(歩道と車道を遮断する)を設置し、冬場に凍結しにくい舗装に改修する予定です。
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