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任期中最後となる３月定例議会がはじまりました

　任期中最後となる、３月定例会が２３日よりはじまりました。今議会の日程は以下のとおりです。今議会より、新庁舎の議場にて議事が行われ、本会議の表決は押しボタン式により行われ、これにより、各議員の賛否が一目で分かるようになり、記録にも残されるようになりました。

　本会議場や委員会室、議員控え室等は、市役所新庁舎の６階にあります。会議はどなたでも傍聴することが出来ますので、お気軽にお越しください。

• ２３日　本会議（補正予算の審査、報告、討論、表決　議案の提案理由説明他）、全員協議会
• ２５日　一般質問（大国は６番目、萬代議員は７番目）
• ２６日　一般質問
• ２７日　一般質問
• ３日　予算特別委員会全体会　総括質疑
• ４日　予算特別委員会総務分科会・総務常任委員会
• ５日　予算特別委員会文教厚生分科会・文教厚生常任委員会
• ６日　予算特別委員会環境経済分科会・環境経済常任委員会
• ９日　予算特別委員会建設水道分科会・建設水道常任委員会
• １１日　予算特別委員会全体会
• １３日　本会議　（分科会長報告、討論、採決）、全員協議会

　ご意見・ご要望等ございましたら、お気軽にお寄せください。

（写真・補正予算に賛成の討論に立つ私）

２月２３日より定例議会が開かれます

　２月２３日より定例議会がはじまります。新年度の予算を審議・決定する、一年のうちで最も重要な議会でもあります。出雲市でも、急速な景気と雇用の悪化は深刻な影を落としていますが、今ほど政治の役割が問われているときはありません。市民の声を届け、願い実現に向けて全力で取り組む決意です。ご意見、ご要望などお気軽にお寄せください。
　一般質問は、２５日から２７日にかけて行われる予定で、日本共産党の萬代ひろみ議員、大国陽介ともに２５日に質問に立ちます。一般質問は、出雲ケーブルビジョンでも中継が行われますが、傍聴にもお気軽にお出かけください。場所は市役所新庁舎の６階です。
（写真・新庁舎の本会議場）

市民の批判受け阿国座の入札・契約は選挙後に

　２月４日に市長が行った阿国座「見直し」の記者会見について全員協議会が行われ、西尾市長からそこに至るまでの経過についての説明と謝罪がありました。
　市長は、１２月議会の初日（１１月２７日）に建設のための予算案を提案し、議会が可決したことに対して「これまで以上に批判が強くなった」とし、「市民本位とはどうあるべきかを考えると執行議案は選挙後が望ましい」と、契約議案の提案を選挙後に先送りに、合わせて今月１８日に予定されていた入札も延期すると表明。運営方法についても「見直す」とのことでした。
　つまり、西尾市長は４月に行われる市長選で「阿国座」を公約として掲げ、市民の審判を受ける道を選択したということになります。私は「市民が主役というなら、中止という決断があって然るべき」と指摘しましたが、市民の声がついに市長の考えを動かすまでになったことは大いに評価すべきことです。
　市長の今回の方針変更で「阿国座」が選挙の審判を受けることになります。私も市民のくらし守る市政めざし、日本共産党の３議席実現に全力でがんばります。

明日（２３日）は、臨時議会が開かれます

　臨時議会が開催され、雇用対策を含む経済対策のための予算案などが審議される予定です。提案予定の議案の主な内容は以下のとおりです。

（予算関連）

• 住宅リフォーム助成事業の追加募集に１０００万円
  • 申込期間２月２日（月）～３月３１日（火）
• 失業者を６ヶ月以上継続して雇用した市内の事業所に対して交付金を支給する事業に１０００万円
  • 常用雇用の場合雇用一人当たり２０万円、パート労働者の場合１０万円
• 松くい虫対策事業（作業員の雇用経費）に１５０万６０００円
  • 雇用期間は、１月から３月のうち３０日程度
• 中小企業融資資金貸付事業に２５００万円
  • 融資利率１．７％、融資限度額４０００万円
• 商品券発行事業に５億６７００万円
• 除雪対策費に１３００万円
• 学習力パワーアップ事業に９４９万４０００円

（条例関係）

• 出雲市商品券発行条例

西尾市長「工事発注に向けての準備を進めている」―出雲阿国座

　１６日、午前９時より環境経済・観光産業振興特別委員会合同協議会が開催され「出雲阿国座」などについて市当局より、現況の報告がありました。

　西尾市長は、出雲阿国座について「工事発注に向かっての準備を進めている」とし、３月定例議会での工事請負契約の議案を提出することを明言。住民合意のない事業を市長・市議の任期切れ直前に議決することが明らかに。私は「市民の合意はない、この時期に契約の議案を出すのは、まさに駆け込みだ」と訴えました。

　一度契約を交わせば、事業を中止する際にキャンセル料（違約金）が発生しますが「次の議会までには明らかにしたい」とし、具体的な数字は示されませんでした。市民の声を完全に無視した市長と議会の責任はあまりにも大きいものがあります。更には任期切れ直前での契約締結は許せるものではありません。ただちに中止すべきです。