過去のブログ

明日（３日）の５番手で質問に立ちます

　明日（３日）、一般質問に立ちます。市税の減免制度、国民健康保険、中小業者支援などについて市の姿勢をただします。５番目ですので、おそらく午後の２番目くらいになるかと思われます。場所は市役所６階本会議場です。どなたでも傍聴できますのでお気軽に起こしください。ケーブルテレビでの生中継も予定されています。

定例議会がはじまりました

　本日より定例の議会がはじまりました。長岡市長は冒頭、あいさつに立ち、新型インフルエンザの感染防止対策の強化に努めること、山陰自動車道出雲インターが開通したこと、悪化する市の財政状況、斐川町との合併について開催した説明会の様子から、「合併協議のテーブルにつくことは了承された」とし、関連議案を７日に追加提案することなどが発言されました。

　また、市職員の給与を引き下げる条例改正が提案、採決されましたが、「公務員給与の削減は、民間賃金に波及し賃下げの悪循環を招く、何の責任もない一般職員の安易な給与引き下げには賛同できない」と、討論に立ち、表決で反対しました。

　これらの他には、斐川町との合併について議論する特別委員会の設置、予算案の説明などが行われました。

（写真・本会議で討論に立つ私）

松くい虫被害対策の研修会ー森林・林産業対策協議会

　松くい虫被害対策についての研修のため、議会の森林・林産業対策協議会のメンバーらとともに、飯南町にある島根県中山間地域研究センターに向かいました。

　到着後、県の担当者や研究員の方による「出雲北山山系の森づくり」と題した講演を聞き、質疑応答の後、研究の様子などを見学させて頂きました。

　研修の内容は、主に松くい虫被害対策についてで、被害のメカニズム、被害増加の背景や防除方法などについて説明を受けました。

 　松くい虫による被害は出雲市でも進んでおり、その対策は長年の課題となっています。今日の講演では「森林の造成は長期を要す」と、展望を持った計画、人（指導者・後継者）、金（規模に見合った予算）、地域住民の参加の４つが不可欠だと強調されました。

　センターの屋外には、イノシシの放飼場やシイタケの人口ホダ場などがあり、畑では松くい虫に強い「抵抗性マツ」の育苗も行われていました。

 　今後の研究や対策が進み、松くい虫被害が一日も早くなくなることを切に願うものです。

（写真上・センター外観、写真中・イノシシ、写真下・育苗されていた「抵抗性マツ」）

１２月議会での質問順が決定しました

　昨日（２６日）は、１２月議会の一般質問の通告締め切り日。午後５時からは、くじ引きによる抽選が行われ、質問の順番を決定しました。

　一般質問は１２月の３日、４日、７日のいずれも午前１０時から予定されています。私は、１２月３日の５番手に、萬代弘美議員、小村吉一議員はともに１２月７日に質問に立つ予定です。

　私は、中小業者支援、税や保険料の滞納者や生活相談にこられた方に体する対応、税や保険料の減免制度の活用などについて質問します。場所は市役所６階本会議場です。どなたでもご覧頂けますので、お気軽にお越し下さい。また、当日はケーブルテレビでの生中継・録画中継もあります。

（写真・７月に飯南町で頂いたノコギリクワガタ、まだ生きています・・）

第２回合併問題研究会ー斐川町との合併を議論

　斐川町との合併を議論する「合併問題研究会」の第２回目が開催され、１０月２９日から行われた市民説明会の状況や出雲市、斐川町、それぞれの財政などについて、当局より説明を受け議論を行いました。

　市内１０会場で開催された市民説明会には、合計で３３９名（うち９９名が市職員）が参加しました。

　参加者からは

• 「総合的に考えた場合メリットが出てくる」
• 「基本的には賛成だが、合併するかどうかは向こう次第」
• 「自治体規模が大きいほどよいか疑問。周辺部では合併で声が届きにくくなったという声がある。法定協を設置することは必要だが、合併によるデメリットが斐川町で繰り返されることのないようにすべき」
• 「合併して良かったという意見は少ない。そういう中で斐川町との合併、特に周辺部にとって何かいいことはあるのか」
• 「市町村合併は歴史的な流れで、合理化の面からも進めるべき」

などの意見があったとのことで、黒目副市長からは、「合併のテーブルにつくことについてはご了解いただけたのでは」との認識が示されました。

　また、財政状況の簡単な比較も行いましたが、合併によって、財政状況が改善するようなことはなさそうな印象で、斐川町と出雲市を比較した場合、むしろ出雲市のほうが悪い数値も多く、斐川町の住民の中で言われている「財政が大変だから合併しかない」との主張はあたらないと感じました。

　合併は「住民自治」の根幹に関わることで、大きな自治体がいいというものでもありません。住民への十分な情報提供、住民投票などの民主的な意見集約が求められます。

（写真・市役所委員会室より大社方面を臨む）