21日、6月5日の演説会に向けて、市内の業界団体や事業所などを石飛いくひさ候補とご案内にまわりました。長岡秀人市長とも面会し、演説会への参加要請を行うとともに、最近の社会・経済・政治情勢などについて懇談しました。
長岡市長は、鳩山政権について「国の向かう姿を示していない」と語り、石飛候補に「ぜひ、分かりやすい言葉で政治の展望を語ってほしい」と期待を述べました。帰り際には石飛候補は市長とがっちりと握手。市長からは「がんばって」と激励を受けました。
「民主は期待はずれ、以前の政治にも戻りたくない」との声が広がっていますが、この声に応えられるのは日本共産党しかありません。立場の違いをこえ、日本共産党への支援の輪が広がれば大きなうねりとなるのは間違いありません。参院選勝利に向け全力で頑張ります。
(写真・長岡市長と懇談する石飛いくひさ候補と党市議団ら)
29日、出雲市大津町の西谷墳墓群近くで開館準備中だった「出雲弥生の森博物館」がオープン。セレモニーに参加してきました。
「博物館」は、総事業費約10億円。議会では博物館の事業規模をめぐり特別委員会も設置され、規模が縮小されたという経緯もあります。
ハコもの建設に批判が高まる中での博物館の建設は、住民合意が十分であったとは言えませんが、これを契機に、出雲市の文化財行政が充実していくことを期待するものです。なお、館内には市の文化財課の事務室があります。
展示されている品々はどれも見応えのあるものでした。機会があれば再度、じっくりと見学したいものです。
(写真・マスコットキャラクターの「よすみ」ちゃん)
28日、環境経済常任委員会の協議会が開かれ、大社町で計画されている「水産物産地市場」の進捗状況について市当局から報告がありました。
現在、大社漁港にはJFしまねが所有し管理運営を行っている産地市場がありますが、JFとしては大社の市場は廃止し、松江市にある市場と統合したいとのこと。これに対し、出雲市としては市内から水産物の産地市場がなくなるのは漁業振興の観点等から好ましくないとして、公設で水産物市場を建設することにしています。
建物は市で建設(4億5000万円)・所有し、管理運営をJFしまねにお願いするとの計画ですが、指定管理料とは別に市がJFに支払う「市場振興費」をめぐって、JFとの協議が「難航」していました。
今回の説明では、「市はJFしまねに対して市場振興費の年数を区切ることを提案したが、JFしまねは覚書や確認書により約束したことであり、提案には強く反対。市としては産地市場を建設したうえに、市場振興費を払い続けることは財政的に困難」として、JFに理解を求めたとのこと。この協議の結果、「市は市場振興費として5年間を目途に毎年度1950万円をJFしまねに支払うものとし、期間終了後は双方で再度協議する」との内容を互いに確認したとのことでした。
つまり、5年後どうするかの結論は先送りにし、5年後の利用がどうなるか不透明な施設を市が建設するということになります。公費を使う衣事業として、果たしてこれでいいのでしょうか。
水産振興を市がいかに取り組んでいくのか、漁業者の願いに応えるものとなるのか、この際、JFも交えて、原点に立ち返った議論が必要なのではと、強く感じました。
27日、新日本婦人の会出雲支部(景山祐子支部長)のメンバーらが市役所を訪れ、長岡秀人市長に対し、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を実施するよう申し入れました。私は萬代ひろみ議員とともに同席しました。
若いお母さん方もお子さんと一緒に交渉に参加し、市長とも和やかな雰囲気で懇談。参加者からは「予防接種を受けさせたいお母さん方は多い。4~6万の出費は高く、ただでさえ負担が大きい中で公費で出していただければうれしいこと」など、ワクチン接種の公費負担を求める意見が次々と出されました。
長岡秀人市長は「本来なら国が制度を設けるべき」としつつも、「国が助成を実施するまでの間、市としてどういうことが出来るのかいろいろ検討してみたい」と回答しました。
この他にも子どもの医療費助成の拡大、市内の公園の安全対策についての要望等の意見が出されました。
今後の市の動向に注目です。
(写真・子宮頸がんワクチンの公費接種を求めて申し入れる参加者ら)
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