山陰地方は大荒れの天候のもと新しい年を迎えました。出雲市荒茅町周辺は「大雪」というほどではありませんが風が強く厳しい寒さに見舞われています。
公職選挙法の規定により、選挙区内の人に年賀状などの時候の挨拶状を出すことが禁止されているようです・・・
「第147条の2 公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状(電報その他これに類するものを含む。)を出してはならない。」
ブログも「文書・図画の配布」にあたるとの解釈が一般的なので、ブログで「あけましておめでとうございます」などと書き込むことも違法なんでしょうか?
今春はいっせい地方選挙。今年もよろしくお願いいたします。
(写真・我が家のしめ縄)
来年は、いっせい地方選挙の年です。出雲市では県知事選とともに県議会議員選挙が行われます。県議選出雲市区の定数は7つ。現在、このうち自民党が5議席、民主党が1議席、無所属が1議席で、日本共産党は今のところ議席がありません。
島根の県議会は日本共産党が唯一の野党で自民、民主、公明が与党のいわゆる「オール与党」の議会です。県議会での日本共産党の議席は松江市区の尾村としなり議員の1議席ですが、来年の4月には必ずや出雲市でも議席を獲得し、初の複数議席をめざします。
出雲市では、党市議団長の萬代ひろみさんが県政に挑戦します。萬代さんは市議会議員を5期16年務めてこられたベテランの市議会議員で、県政でも即戦力となることは間違いありません。市議会の論戦でも「鋭い追求でぶれることがない」「介護と福祉に強い」と定評で、その実力はピカイチです。
私も6年間ともに議員生活をすごしましたが「やさしさの中に強さがある」というのが私の印象です。私も萬代ひろみさんを県政に送り出すために全力で闘う決意です!
定例議会が本日よりはじまりました。初日の今日、斐川町との合併に関する3件の議案の採決が行われ、これに先立つ討論に立ち、党市議団を代表して意見を述べ、採決では反対しました。
そもそも市町村合併は、1999年の地方分権推進一括法の成立以来、「構造改革」や「地方分権」の名のもとで、国の主導によって推し進められてきました。合併の目的は自治体本来の役割である、住民サービスの充実や福祉の増進ではなく、あくまでも効率を最優先とした自治体づくりの追及であり、その狙いは国から地方への財政支出を減らすことにありました。
出雲市は2005年、2市4町の合併により誕生しましたが、「合併してもいいことない」「行政が遠い存在になった」「地域に活気がなくなった」「保険料などの負担が増えた」など、合併による弊害を指摘する声はあとを絶ちません。
今回の斐川町との合併の議案は、 11月18日の斐川町議会での議決を受けてのものでありますが、異常な事態の下での議決であったと言わなければなりません。
2007年の町長、町議選後の斐川町内での町長を先頭にした合併に向けての一連の動きは、出雲市との消防受委託をほのめかしながら合併を迫る手法や、わずか50分の1の署名での法定協設置を求める直接請求、一度議会が否決したにもかかわらず、短期間の後に再び同様の議案を提出し、混乱の中で議決を迫るなど、異例の事態の下で進められてきました。
このような状況の中で、斐川町が本市との合併を迎えることには、到底賛成することはできません。
との内容を討論で述べました。
(写真・議会事務局提供)
11月26日、出雲民主商工会(金山政史会長)は住宅リフォーム助成制度の継続と拡充を求め市長あてに申し入れを行いました。萬代ひろみ議員とともに同席しました。
出雲市の住宅リフォーム助成制度は2004年度よりはじまり、リフォームした市民はもとより仕事を受けた業者の方にも大変好評で、大きな経済効果(約50億)をあげ、市域経済の活性化に寄与してきました。
事業仕分けで「事業の目的が曖昧」などのよくわからない理由で「不要」の判定が出されましたが、出雲市は「事業の検証を行った上で再構築する」と助成制度の継続を明言しています。
現在、市内の業者で住宅をリフォームする際、10万円を上限に工事費の10%を助成するという制度ですが、よりいっそう地元業者に多くの仕事がまわるよう制度の拡充を求めていきます。
(写真・住宅リフォーム助成の拡充を求めて交渉する参加者ら)
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